不登校というテーマに真剣に向き合うことは、決して簡単なことではありません。けれども、もし今あなたが「このままでいいのだろうか?」「何かできることはないか?」と考えているとしたら、それはすでに大きな一歩を踏み出している証です。
子どもに寄り添い、これまでの常識や枠組みを見直しながら、自分自身も親として変化しようとする。その姿勢こそが、子どもの未来を支える最も力強い支えになります。
今回は、不登校を「終わり」ではなく「はじまり」としてとらえ、親子で歩む未来への道のりについて、一緒に考えていきたいと思います。
子どもの人生は「レール」ではなく「冒険の旅」

「普通に進学して、普通に就職して、普通に社会に出る」
そんな”レール”の上を歩くことが当たり前とされてきた時代。
しかし今、社会は確実に変わり始めています。
それぞれの子どもが、自分だけの”地図”を手に、自分のペースで”旅”をする時代へ。
不登校は、その冒険の旅の中で起きる「自然な出来事」のひとつに過ぎません。決して”脱落”ではないのです。
「今日は休もう」「どのルートを選ぼう」
そんな時間が旅には必要です。不登校とは、子どもが人生の旅路について考えている証かもしれません。親として、そんな”考える時間”を尊重していきたいですね。
親のまなざしが、子どもの未来を育てる
「このままで大丈夫なのだろうか…」そんな不安に押しつぶされそうな夜もあるでしょう。
でも、子どもにこう伝えてみてください。
大丈夫だよ。
あなたの選ぶ道を信じてるよ。
その一言が、子どもにとって何よりの安心になるかもしれません。
出席日数や成績ではなく、「あなたという存在そのものを、受け入れている」という親のまなざしが、子どもに翼を与えます。
「一人じゃない」というつながりの力
今この瞬間も、日本全国で35万人を超える子どもたちが学校に通わない選択をしています。そして、同じ数だけ、悩みながらも歩んでいるご家庭があります。
SNSや地域コミュニティ、オンライン支援など、つながる手段はたくさんあります。

どうか、一人で抱え込まずに。
“誰かに話す”という小さな一歩が、大きな光になることがあります。
エジソン教育研究所からのメッセージ
私たちは、これまで多くの子どもたち、そして保護者と出会ってきました。
子どもたちの環境を変えることで、それを認めてあげる保護者の理解があることで、子どもたちは自らの可能性を花開かせていく姿を何度も見てきました。
学び方や学ぶ環境を変えれば、未来は変わる。
この確信をもとに、エジソンは「不登校」という状況を”終わり”ではなく”新しいはじまり”として捉え、一人ひとりの物語を一緒に描いていく存在でありたいと思っています。

📘 書籍リリースのお知らせ(追記)
これまでのいくつかのブログをまとめて、書籍をリリースします!
まもなく公開✨4月中旬リリース予定!
「30分で不登校がわかる! シリーズ第1巻 不登校とは?編」
※全6巻シリーズ予定
お楽しみに!!!
