不登校は、ある日突然起こるわけではありません。
子どもたちの心の中では、少しずつ変化が積み重なっているのです。
支援現場では、子どもの状態を以下の 5つの段階 に分けて捉えることがあります:
- 前兆期 ― なんとなく様子が変わり始める時期
- 混乱期 ― 本格的に不登校が始まり、親も戸惑う時期
- 安定期 ― 家での生活が落ち着き始める時期
- 回復期 ― 興味や意欲が少しずつ戻ってくる時期
- 成長期 ― 将来に向けて新しい一歩を踏み出す時期
この章では、各段階の特徴と親としての関わり方について、具体的にご紹介していきます。
①前兆期
「最近、ちょっと元気がないかも?」
「朝起きるのがつらそう」
「月曜日になるとお腹が痛くなる」
明確な不登校ではなくても、子どもは少しずつ“サイン”を出しています。この時期のサインを「思春期だから仕方ない」と見過ごしてしまうと、後の不登校を深刻化させる可能性があります。
🌱 親にできること:
・子どもの体調や気持ちの変化に敏感になる
・無理に聞き出そうとせず「話しやすい雰囲気」を大切に
② 混乱期
「今日は学校に行けなかった…」
「明日は行けるかも」
登校と欠席を繰り返す“行ったり来たり”の時期。親としては「どうしたらいいの?」「もう学校に戻れないの?」と不安が増す時期でもあります。
📌 ここで無理に登校を促すと、子どもが「自分は理解されていない」と感じ、心を閉ざしてしまうことがあります。
🌱 親にできること:
・登校よりも「安心できる家の環境」を整える
・子どもの言葉の裏にある“気持ち”を受け止める
③ 安定期
「学校の話題を避けるようになった」
「家では穏やかに過ごせるようになった」
学校から離れた生活に慣れ始めた時期。一見落ち着いているように見えますが、実は“傷ついた心を回復するための休息期間”でもあります。
🌱 親にできること:
・無理に次のステップを急がず、休養を尊重する
・子どもの好きなこと・得意なことに目を向ける
④ 回復期
「少し元気が出てきた」
「外出の機会が増えてきた」
エネルギーが少しずつ戻り始め、「何かやってみようかな」という気持ちが芽生える時期。 ただし、エネルギーの波があるため、焦りは禁物です。
🌱 親にできること:
・「できたこと」に注目して、しっかりと認める
・小さな挑戦を一緒に喜び合う
⑤ 成長期
「自分のやりたいことが見えてきた」
「進路について前向きに考え始めた」
自分のペースで将来に向かって歩き出す時期。この段階に到達したとき、子どもは大きく成長していきます。
🌱 親にできること:
・子どもの選択や行動を尊重する
・不安よりも“信頼”を軸に見守る
それぞれの段階で「親の関わり方」を変える
不登校は決して「終わり」ではありません。
それは、親子にとって「対話のはじまり」「生き方を見つめ直すチャンス」でもあります。
大切なのは、段階に応じた関わり方を知ること。
そして何より、「あなたは一人ではない」ということを忘れないでください。
🌸 エジソンでは、それぞれの段階に合わせた支援を行っています。
🌸 お子さんの状況に合わせて、いつでもご相談ください。
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これまでのいくつかのブログをまとめて、書籍をリリースします!
まもなく公開✨4月中旬リリース予定!
「30分で不登校がわかる! シリーズ第1巻 不登校とは?編」
※全6巻シリーズ予定
お楽しみに!!!
